| 1976 | 0歳 | 東京都に生まれる。音楽家の両親のもとで育ち、幼少期から音楽に親しむ。後にプログラミングにも触れ、音楽とコンピュータの両方が創作の基盤となる。 |
| 1985 | 9歳 | 音楽やコンピュータへの興味を深める。のちにDJやプログラミングへつながる感覚を少年期から培う。 |
| 1994 | 18歳 | 大学進学期を迎え、数学を専門的に学ぶ道へ進む。 |
| 1995 | 19歳 | 東京理科大学理学部数学科で数学を学ぶ。数理的な考え方と音楽への関心を結び付けるようになる。 |
| 1997 | 21歳 | DJや音楽活動にも取り組み、ジャズバンドなどで演奏する。数学・音楽・コンピュータを横断する志向を強める。 |
| 1998 | 22歳 | 大学で数学を学ぶ中、作曲家イアニス・クセナキスの思想に触れ、数学を使って音楽を生成する考え方に強い影響を受ける。 |
| 1999 | 23歳 | 東京理科大学数学科を卒業。その後、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)へ進み、メディアアートやデジタル表現を学ぶ。 |
| 2000 | 24歳 | IAMASでDSP(デジタル信号処理)やプログラミング、インタラクションデザインを学ぶ。音・映像・センサーをコンピュータで扱う技術を身につける。 |
| 2001 | 25歳 | IAMASを卒業。プログラマー、メディアアーティストとしての活動を本格化する。 |
| 2002 | 26歳 | プログラミング、音楽、映像を組み合わせた作品制作や商業案件への参加を始める。 |
| 2003 | 27歳 | 石橋素らと技術・表現を横断したプロジェクトに取り組み、後のRhizomatiksにつながる活動基盤を作っていく。 |
| 2004 | 28歳 | 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科で非常勤講師を務める。制作だけでなく教育活動にも関わり始める。 |
| 2005 | 29歳 | 筋肉から発生する電気信号を取得する筋電センサーなどを利用し、身体とコンピュータを直接接続する実験を進める。 |
| 2005 | 29歳 | 東京工芸大学で非常勤講師を務める。 |
| 2006 | 30歳 | 株式会社ライゾマティクス(Rhizomatiks)を設立。 プログラミング、映像、音楽、センサー、舞台技術を組み合わせた表現を本格的に事業化する。 |
| 2007 | 31歳 | インタラクティブ広告、展示、ライブ演出、メディアアートなど多様な案件へ活動を広げる。 |
| 2008 | 32歳 | 顔の筋肉へ電気刺激を与え、他人の表情を外部から動かす作品「electric stimulus to face」を制作。身体と機械の関係を扱う代表的な初期作品となる。 |
| 2009 | 33歳 | Prix Ars Electronicaのデジタルミュージック部門で国際審査員を務める。 |
| 2009 | 33歳 | 「scoreLight」が文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞。国内のメディアアート界でも評価を高める。 |
| 2010 | 34歳 | MIT Media Labなど国内外で「BodyHack」ワークショップを実施。身体信号、センサー、プログラミングを組み合わせる手法を広く紹介する。 |
| 2010 | 34歳 | NIKE関連プロジェクトなどでCannes Lionsをはじめ広告・デザイン分野でも国際的な賞を獲得する。 |
| 2011 | 35歳 | インスタレーション作品「particles」がPrix Ars Electronica Interactive Art部門でAward of Distinctionを受賞。国際的なメディアアーティストとして評価を確立する。 |
| 2012 | 36歳 | Perfumeの海外展開に伴い、Webやステージ上でテクノロジーを使った演出に深く関わるようになる。 |
| 2012 | 36歳 | Perfume Global Site Projectなどを通じ、モーションキャプチャデータやWeb技術を使った新しいファン参加型表現を展開する。 |
| 2013 | 37歳 | Perfume Global Site ProjectがPrix Ars Electronica Interactive Art部門Honorary Mentionを受賞。 |
| 2013 | 37歳 | カンヌライオンズでのPerfumeパフォーマンスに技術・映像面で参加。MIKIKOらとともに、身体表現とリアルタイムCGを融合したステージを制作する。 |
| 2013 | 37歳 | Perfumeとのプロジェクトを通じ、ライブエンターテインメントにリアルタイム映像技術を導入する代表的クリエイターとして広く知られるようになる。 |
| 2014 | 38歳 | 「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」がPrix Ars ElectronicaでHonorary Mentionを受賞。1989年のF1走行データからエンジン音を再構成する作品として注目される。 |
| 2014 | 38歳 | AppleのMac誕生30周年企画で、Macを使って新しい表現を生み出してきた世界のキーパーソンの一人として紹介される。 |
| 2015 | 39歳 | Rhizomatiks Researchを石橋素と共同主宰。 Rhizomatiks内部でR&D性の高い研究・作品制作を行う部門として活動を強化する。 |
| 2015 | 39歳 | Perfume「SXSW 2015」のステージ演出に参加。リアルタイム映像処理、プロジェクション、センシングを使った演出が世界的に注目される。 |
| 2015 | 39歳 | Björk「Mouth Mantra」のミュージックビデオで特殊な映像装置の開発に関わる。 |
| 2015 | 39歳 | Björk「Quicksand」のAR・VRライブ映像演出も担当し、海外トップアーティストとの共同制作を拡大する。 |
| 2016 | 40歳 | Nosaj Thing「Cold Stares」がPrix Ars Electronica Computer Animation / Film / VFX部門Award of Distinctionを受賞する。 |
| 2016 | 40歳 | リオデジャネイロオリンピック閉会式「東京2020フラッグハンドオーバーセレモニー」で、演出技術開発・映像演出・光の演出システムを担当する。 |
| 2016 | 40歳 | MIKIKO、椎名林檎らとともに東京を世界へ見せる大規模演出を制作し、テクノロジー演出家として一般にも広く知られる。 |
| 2017 | 41歳 | 東京藝術大学美術学部デザイン科で非常勤講師を務める。 |
| 2017 | 41歳 | 天体データなどを音・映像へ変換する「Celestial Frequencies」など、科学データを芸術へ変換する活動を展開する。 |
| 2018 | 42歳 | ブレーメン芸術大学の特任教授を務める。 |
| 2018 | 42歳 | MIKIKO、ELEVENPLAY、Kyle McDonaldらと「discrete figures」を制作。AIを利用してダンサーの動きを生成・分析し、人間と機械の振付の関係を探る。 |
| 2018 | 42歳 | 「Perfume × Technology presents “Reframe”」で、映像、センシング、データ、身体を統合した舞台表現を展開する。 |
| 2019 | 43歳 | フェンシング競技の剣先・選手の動きをリアルタイムで追跡・可視化するシステムを開発。スポーツ×データビジュアライゼーションにも領域を広げる。 |
| 2019 | 43歳 | PerfumeのCoachella出演でもテクノロジー演出を支え、日本発のライブテクノロジーを世界規模のステージへ持ち込む。 |
| 2020 | 44歳 | Squarepusher「Terminal Slam」がPrix Ars Electronica Computer Animation部門Honorary Mentionを受賞する。 |
| 2020 | 44歳 | 「morphecore」を発表。機械学習や生成技術を使った新しい映像・音響表現の研究を進める。 |
| 2020 | 44歳 | Rhizomatiksの組織再編により、アート・研究領域を中心とする「ライゾマティクス」として活動を継続する。 |
| 2021 | 45歳 | 東京都現代美術館で大規模個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」を開催。設立以来の研究と作品を包括的に展示する。 |
| 2021 | 45歳 | Rhizomatiks × ELEVENPLAY「multiplex」など、ダンス・空間・リアルタイムシステムを組み合わせた作品を制作する。 |
| 2022 | 46歳 | 「morphecore」がPrix Ars Electronica Interactive Art +部門Honorary Mentionを受賞する。 |
| 2022 | 46歳 | Prix Ars ElectronicaのComputer Animation部門で国際審査員を務める。 |
| 2023 | 47歳 | Rhizomatiks × ELEVENPLAY「multiplex」がPrix Ars Electronica New Animation Art部門Honorary Mentionを受賞する。 |
| 2023 | 47歳 | アート、音楽、プログラミングだけでなく、AI・機械学習・生命科学へ研究テーマを広げる。 |
| 2024 | 48歳 | Daito Manabe × ELEVENPLAYによるダンスインスタレーション「+1+1+1+」を発表。身体と生成システムの関係を探究する。 |
| 2024 | 48歳 | 個展・インスタレーション「Continuum Resonance」などを発表。 |
| 2024 | 48歳 | Perfume結成25周年企画「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」やライブ「IMA IMA IMA」などで技術・演出面に関わる。 |
| 2025 | 49歳 | 大阪・関西万博のNTT Pavilionに関わり、リアルとデジタルを融合する大規模体験設計に参加する。 |
| 2025 | 49歳 | Sónarで「Phase Forms」を発表するなど、音楽・映像・アルゴリズムを融合した自身の作品制作を継続する。 |
| 2025 | 49歳 | 「Flying Tokyo」など若手デジタルクリエイター支援事業でメンター統括を務め、人材育成にも関わる。 |
| 2026 | 50歳 | アーティスト、プログラマ、コンポーザーとして活動。研究対象を培養神経細胞、ブレインオルガノイド、スパイキングニューラルネットワークまで広げる。 |
| 2026 | 50歳 | 人間、人工生命、AIエージェントが相互作用する社会そのものを生成システムとして捉え、生命活動や知能から音楽・映像を生成する表現を研究する。 |