CGワールドVol.285レビューその1
こんにちは!兼業クリエイターのみっつです。
今回は『CGワールドVol.285』のレビューをしていきます。
今月号では業界を代表するCGアニメーター6人の、アニメーションワークフローが掲載されてます。
CG WORLD (シージー ワールド) 2022年 05月号 雑誌 /ボーンデジタル
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掲載されてるアニメーター
若杉遼
藤原淳雄
水島直子
中村俊博
原島朋幸
長坂大
今回はこの中から、若杉遼さんのワークフローを紐解いていこうと思います!
若杉遼さんのアニメーションワークフロー
アニメーションワークフロー
【準備編】ミーティングとリファレンス集め、プランニング
【実作業前】作業データを扱いやすくする
【実作業①】ブロッキングでポーズを確認
【実作業②】スプラインでタイミング調整
【実作業③】ポリッシュで緩急とセカンダリー付け
若杉さんのアニメーション作業は、上記の流れで行うそうです。
順番に解説していきます。
【準備編】ミーティングとリファレンス集め、プランニング
最初は監督を始めとするチームメンバーで集まり、制作するショットの説明を聞きます。
そこではなるべく質問をするようにしており、不明点や疑問点は可能な限り潰しておくそうです。
監督が持つイメージと自分の中にあるイメージをすり合わせる感じですかね。
お互いのイメージがズレてると、全く意図してない動きになってしまうので、確認作業は必須ですね!
【実作業前】作業データを扱いやすくする
イメージが固まったらいきなり作業に入るんじゃなく、まずはデータを扱う準備をするそうです。
■準備すること
ケージモデルでデータの軽量化
ブロッキング用のコントローラーをピッカーに登録
カメラ用のリグ設定
プロップとのコンスト(必要があれば)
一例だと思いますが、上記の様な準備をするそうです。
映画用のモデルはデータが重たく、普通に使ってたらリアルタイムでのプレビューが困難だそうです。
なので、簡易的なモデルを作り、作業用のデータとして扱うそうです。
また、ブロッキング用のコントローラーをピッカーに登録し、必要最小限のコントローラーで作業ができるように準備をしていくそうです。
ちなみに、ここで使うピッカーは『DreamWall Picker』という、フリーのピッカーを使ってるとのこと。
https://youtu.be/hM2s73avYHo
若杉さん御本人が使い方を解説してます!
【実作業①】ブロッキングとスプライン
若杉さんの場合、ブロッキング作業は必ずしもステップ補間ではなく、作る動きによって、ステップ補間とスプライン補間を使い分けてるそうです。
主要なポーズはブロッキングで作り、スピード感やタイミングはスプライン作業で行う。
と言った感じで切り分けてるとのこと。
【実作業②】ポリッシュで緩急とセカンダリー付け
ポリッシュで行う作業の一例
イーズイン/アウト
オーバーラップの調整
身体のやわらかさの表現
髪や服の揺れ
めり込み修正
ブロッキングとスプラインが終われば、後はディティールを追加する作業ですね。
ここまで来たらゴールが見えてくるので、気が楽らしいです(笑)
【まとめ】いろんなワークフローを試してみよう!
フローのおさらい
【準備編】ミーティングとリファレンス集め、プランニング
【実作業前】作業データを扱いやすくする
【実作業①】ブロッキングでポーズを確認
【実作業②】スプラインでタイミング調整
【実作業③】ポリッシュで緩急とセカンダリー付け
以上が若杉さんのアニメーションワークフローの紹介になります。
実作業に入る前のすり合わせや資料集め、作業データの準備等々…
実際にアニメーションを付ける前に、色々と準備を踏んでるんだなと感じました。
『準備が8割』なんて言葉もあるくらいですから、事前準備に手は抜けませんね!!
はい!
というわけで今回は『CGワールドVol.285』に掲載されてる【アニメーションのワークフロー】から、若杉遼さんのワークフローを紹介いたしました。
https://youtu.be/N7HRsUiUsDw
本誌にはこんな感じで画像が乗ってたり、アニメーション動画のQRコードが乗ってたりしますので、気になる人はご購入下さい!!
CG WORLD (シージー ワールド) 2022年 05月号 雑誌 /ボーンデジタル
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